『ポケットモンスターソード/シールド(ポケモン剣盾)』の対人戦で有用なポケモンの1匹「ルギア」の育成論を掲載しています。
ルギアの基本情報
タイプ | エスパー ひこう |
---|---|
特性 | 技を受けると相手の技のPPを1多く減らす。 レベルの高いポケモンと出会いやすくなる。 |
マルチスケイル 隠し特性 HPが満タンの時、受けるダメージが半分になる。 |
ルギアの種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
106 (56位) |
90
(259位) |
130
(34位) |
90
(228位) |
154
(4位) |
110
(52位) |
680
(9位) |
ルギアのタイプ相性
4倍 | なし |
2倍 | でんき こおり いわ ゴースト あく |
0.5倍 | くさ エスパー |
0.25倍 | かくとう |
無効 | じめん |
ルギアの解説
耐久が非常に高く、HPが満タンの際にダメージを半減する「マルチスケイル」と回復技や積み技を合わせる事で、対応策を持っていないポケモンを完全に詰ませる事の出来る受け寄りのポケモンです。
素早さも高く、先制して回復や「めいそう」をしやすいので事故が起きづらいというのも特徴と言えます。
反面火力は一般ポケモンと比べても高い方ではなく、特に耐久に努力値を割いているとアタッカーとしての役割は難しい点、受けとしてもほとんど数値受けになる事から防御特防を下げられると退かざるを得ないシーンも多くなる点からしっかりとルギアに合った運用をしてあげる事が他のポケモンよりも特に重要です。
ルギアの育成論
耐久型
特性 |
|
---|---|
性格 |
おくびょう(素早さ↑攻撃↓) |
努力値 |
HP188 防御36 特攻4 特防28 素早さ252 |
実数値 |
188-×-155-111-178-178 |
持ち物 |
|
技構成 |
・めいそう |
耐久型の解説
非常に高い耐久を「アッキのみ」「めいそう」でより強固にし、回復技を絡めて相手の詰みやめいそう重複積みによる殴り合い性能の向上を目指す型です。
先制して「めいそう」「はねやすめ」を使用する事で常に有利な状況から展開出来る為最速を確保しており、その耐久はダイマックスポケモン相手であっても全く見劣りしない性能なので、他にダイマックスアタッカーを任せてルギアはストッパーとして運用する事も可能です。
ルギアが先制してめいそうを積む事が出来るポケモンには非常に有利ですが、先制しても受け切るのが難しいダイマックスイベルタル・ダイマックスサンダーなどの抜群を突いてくる超火力ポケモン、特性を無視して攻撃が可能なポケモンにはやや不利となってしまいます。
HPを満タンにしておくとダメージを半減する「マルチスケイル」が立ち回りの軸となりやすいポケモンなので、相手との素早さ関係と回復技のタイミングをしっかりと考えつつ技の選択をしていきましょう。
「めいそう」合戦に強くタイプ一致技でもある「サイコショック」を候補としていますが、鋼タイプへの打点となり「ダイアース」で特防の補強も可能になる「だいちのちから」も非常に有力な候補です。
耐久型の運用方法
ルギアでの詰みを目指すのか、めいそうを積んでルギアのダイマックスを通すのか、それともルギアは受けとして扱い他アタッカーを通す事で勝ちに行くのかというプランをまずは構築・選出時点である程度決めておきましょう。
素早さで勝る相手であれば後出しも可能ですが、先制される相手に受け出しする場合はマルチスケイルが無い状態で受けなければならないので注意が必要です。
「ダイジェット」で素早さを上げる事で有利になる相手が増えるのでどのように運用する場合でも意識しましょう。
耐久型の与ダメージ
使用技 |
防御側 |
計算結果 |
---|---|---|
無振りゴリランダー |
59.4~72% (確定2発) |
|
無振り一撃ウーラオス |
66.2~80% (確定2発) |
|
HP4振り霊獣ランドロス |
29~34.5% (乱数3発) |
|
HP4振りウツロイド |
82.1~97.2% (確定2発) |
|
防御252振りラッキー (しんかのきせき) |
17.8~21.5% (乱数5発) |
|
無振りバシャーモ |
73.5~86.4% (確定2発) |
耐久型の被ダメージ※記載が無い場合はマルチスケイル込み
攻撃側 |
使用技 |
計算結果 |
---|---|---|
陽気エースバーン (いのちのたま) |
キョダイカキュウ ※マルチスケイル無効 |
41.9~49.2% (確定3発)※防御+1段階 |
陽気ザシアン |
35.6~42.4% (確定3発) |
|
陽気一撃ウーラオス |
39.5~46.8% (確定3発) |
|
攻撃特化霊獣ランドロス |
19~22.9% (乱数5発) |
|
臆病イベルタル (いのちのたま) |
42.4~51.2% (乱数2発)※特防+1段階 |
|
特攻特化サンダー (いのちのたま) |
(130) |
34.1~40.4% (確定3発)※特防+1段階 |
臆病ウツロイド |
特攻+1段階 |
32.6~39.5% (乱数3発)※特防+1段階 |
臆病カイオーガ |
雨状態 |
35.1~41.4% (確定3発) |
耐久型と相性のいいポケモン
ポケモン |
型 |
---|---|
特性「いかく」によってルギアの物理防御を底上げ出来る他、ルギアをダイマックスさせない場合のアタッカーとしても起用可能。 一部弱点が被っている点には注意。 |
|
スカーフ型 積み技でルギアの突破を狙う相手のステータスをコピーし、逆にこちらが全抜きを狙える。 |
ルギアの対策
ルギアの対策方法
物理特殊共に非常に高い耐久を持っており、対処が遅れるとめいそうによって更に強固になってしまうので早めの対処が求められる事になります。詰ませ性能も高いので、相手の控えがルギアだった場合に詰まないか?を想定して動くようにしましょう。
特殊耐久を上げる手段は複数持つものの、物理耐久を上げる手段は多くないのでマルチスケイルを無効化出来る「ステルスロック」+高火力物理ポケモン、または積み技持ち物理ポケモンでの対処がおすすめです。
回復や積みが変化技に依存しているので「ちょうはつ」で一時的に弱体化が可能ですが、高い素早さから1回以上は積まれる可能性がある点や、その後大きく削る事が出来なければちょうはつ解除後に積みや回復を遂行されてしまうので、しっかりとプランを組んでおく事が重要です。
特性が耐久を大きく底上げしているので、特性を無効にして攻撃出来る技・特性やHPを満タンに保ちづらくなる「ステルスロック」や天候ダメージ、猛毒状態や火傷状態などの状態異常も有効と言えます。
ルギア対策のおすすめポケモン
ポケモン |
型 |
---|---|
砂嵐でマルチスケイルを無効化しやすく、ルギアからの攻撃も痛手にならない。 素の火力も高いが「りゅうのまい」で積んでより高い制圧力を目指せる。 |
|
抜群を取りつつ防御を下げられる「ダイホロウ」や「つるぎのまい」で高い耐久を切り崩していく事が出来る。 「のろい」「おにび」「でんじは」などの状態異常も有効。 |
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霊獣ランドロス | カプ・レヒレ | サンダー |
ガラルファイヤー | フェローチェ | テッカグヤ |
アーゴヨン | ヒードラン | レジエレキ |
化身ボルトロス | クレセリア | カプ・テテフ |
カプ・コケコ |
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