『ポケットモンスターソード/シールド(ポケモン剣盾)』DLC第二弾の「冠の雪原」で追加された対人戦で有用な準伝の1匹「カプ・レヒレ」の育成論を掲載しています。
カプ・レヒレの基本情報
タイプ | みず フェアリー |
---|---|
特性 | 地面にいるポケモンがドラゴンタイプの技で受けるダメージが1/2になり、状態異常とこんらん状態にならなくなる。 |
テレパシー 隠し特性 味方の技のダメージを受けない。 |
カプ・レヒレの種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
70 (328位) |
75
(390位) |
115
(70位) |
95
(169位) |
130
(22位) |
85
(217位) |
570
(89位) |
カプ・レヒレのタイプ相性
4倍 | なし |
2倍 | でんき くさ どく |
0.5倍 | ほのお みず こおり かくとう むし あく |
0.25倍 | なし |
無効 | ドラゴン |
カプ・レヒレの解説
メジャータイプに繰り出しやすい耐性に加え安定した耐久とそれをより向上させる積み技を持ち、火力も素早さも低くなく総合的に見てクセが少なく使いやすいポケモンです。
防御に厚くすれば環境上位のランドロスやエースバーンに対して非常に対応しやすい受けとして、特攻に厚くすればアタッカーとしても機能します。
場に出た時にミストフィールドを展開するので、自身や後続の接地しているポケモンが状態異常にならず積み技を使い易いというサポートとしての強みもあります。
育成によって様々な強味を出せるカプ・レヒレですが、自身に抜群を取ってくる高速アタッカー相手では耐久も耐性も活かしづらくなってしまうのでしっかりと引き先を用意して本来の役割を遂行しやすいよう構築や選出をしてあげましょう。
カプ・レヒレの育成論
両受け型
特性 |
|
---|---|
性格 |
おだやか(特防↑攻撃↓) |
努力値 |
HP252 防御100 特攻4 特防132 素早さ20 |
実数値 |
177-×-148-116-183-108 |
持ち物 |
↳その他の候補オボンのみ |
技構成 |
・なみのり ・めいそう ・てっぺき ↳その他の候補ムーンフォース |
両受け型の解説
物理特殊両方の耐久を確保し、どちらの積み技も持つ事で相手のパーティーに合わせて積み技を選択して詰ませ性能を高めていける型です。
こちらに有効な打点を持っていない相手や有利対面での流し際に、相手の構築に合わせて積み技を選択して突破困難な状態を作り上げる事で強固な勝ち筋を作ったり、大幅に火力を上げられた場合はダイマックスを使用してアタッカーとしても運用可能です。
「リフレクター」「ひかりのかべ」で積む隙を作れるポケモンと組み合わせるとより詰ませ性能が高くなり強力になります。
また、環境に近い素早さ帯のポケモンが多く居る場合は先に積める、上からドレインキッスでの回復を行えるなどのメリットから素早さに大きく割くのも有用です。
両受け型の運用方法
サイクル戦に組み込んで能動的に有利対面を作る、低火力の相手に後出し、低速相手に死に出しする、味方からのサポートで利用するなどしてとにかく1度積む隙を作りましょう。
1度積んでしまえば高い耐久とウイのみを合わせて更に積む隙を作りやすくなります。相手との素早さ関係を確認し、ドレインキッスで回復出来るよう2~3ターン先の動きをしっかりと決定しておきましょう。
素の状態では火力がかなり低く、逆に相手アタッカーなどの積みの起点になってしまう可能性があるので、強力な積み技を持っている可能性がある相手への後出しは注意が必要です。
回復ソースが1度きりのウイのみと威力の低いドレインキッスのみとなるので、HP管理には気を付けて運用しましょう。
両受け型の与ダメージ※特攻+1段階で計算
使用技 |
防御側 |
計算結果 |
---|---|---|
HP4振り霊獣ランドロス |
106.6~127.2% (確定1発) |
|
HP228振りテッカグヤ |
36.3~43.2% (確定3発) |
|
HP4振りミミッキュ |
54.9~64.8% (確定2発) |
|
HP4振りヒードラン |
83.8~100.5% (乱数1発) |
|
HP252振りカプ・レヒレ |
18.6~22.5% (乱数5発) |
|
HP4振りボーマンダ |
59.6~70.1% (確定2発) |
|
HP244振りポリゴン2 |
15.7~18.8% (乱数6発) |
|
HP4振りミミッキュ |
30.5~36.6% (乱数3発) |
両受け型の被ダメージ※特殊は1段階、物理は2段階上昇受けで計算
攻撃側 |
使用技 |
計算結果 |
---|---|---|
無振りポリゴン2 |
19.2~22.5% (乱数5発) |
|
臆病珠サンダー |
48.5~58.7% (乱数2発) |
|
特攻特化ヒードラン |
18.6~22.5% (乱数5発) |
|
陽気珠エースバーン |
27.6~32.7% (確定4発)※非防御上昇で計算 |
|
60.4~71.1% (確定2発)※非防御上昇で計算 |
||
攻撃特化霊獣ランドロス |
23.7~27.6% (乱数4発) |
|
攻撃特化メタグロス |
19.2~23.7% (乱数5発) |
両受け型と相性のいいポケモン
ポケモン |
型 |
---|---|
物理受け型 カプ・レヒレの苦手な電気技を受けられ、いかくで物理耐久の疑似的な底上げも出来る。 |
カプ・レヒレの対策
カプ・レヒレの対策方法
積む隙を与えなければ中速中火力で殴り合いにも非常に強いわけではないので、抜群を取れるポケモンでプレッシャーをかけに行くのが重要になります。
「ボルトロス」「アーゴヨン」などの抜群を取れる高速アタッカーで「わるだくみ」を使用して「めいそう」の特防上昇を無効化したり、ダイマックスでの能力上昇や弱点保険のトリガーとして利用するのも有効です。
耐久ポケモンを出してしまうと「ちょうはつ」を持っている場合が多い上に高い耐久を軸に積まれてしまう可能性があるので、選出の段階で注意をしておきましょう。
カプ・レヒレの対策におすすめのポケモン
ポケモン |
型 |
---|---|
アタッカー型 カプ・レヒレの弱点を突け、ダイマックスなどを絡める事で逆に起点にする事も可能。 夢特性ならセットで出て来やすいランドロスにも強い。
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アタッカー型 高い火力で一致弱点を突け、受けが成立しない状況を作りやすい。 ダイマックスの起点とする事で全抜き態勢も整えられる。 |
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