出典: ソード・シールド 公式サイト
『ポケットモンスター ソード・シールド(ポケモン剣盾)』で目にすることが多いワード「互換切り」についての解説です。全ポケモンが登場しない理由についても掲載しています。
互換切りとは
■ソードシールドに登場するポケモンは一部
ポケモンシリーズに登場するポケモンの総数はすでに800体を越えていますが、ソードシールドに登場するのは一部のポケモンに限定されます。
本作の舞台となるガラル地方のポケモン図鑑「ガラル図鑑」に登場するポケモンが、ソードシールドで使える全ポケモンとなります。
■過去作から連れてこられないポケモンがいる
これまでの作品ではクリア後に全国図鑑対応になって、過去作との連動によって全ポケモンを登場させることができました。
ソードシールドでも過去作と連動できるサービス「ポケモンホーム」を使うことは出来ますが、ガラル図鑑に登場しないポケモンはソードシールドに転送することができません。
これにより、「過去作との互換性が失われた=互換切り」と考える人が増え、「互換切り」という言葉が使われるようになりました。
ポケモンホームの詳細はこちら■実際には「互換切り」というよりも「制限」
ポケモンホームを使ってソードシールドに転送できるのは「ガラル図鑑に登場するポケモンのみ」という制限がありますが、過去作から一切連れてこられないわけではないので、互換性が完全に切れたのではなく、制限がついたことになります。
ソードシールドには登場しなくても、ポケモンホームを使って今後の作品へは連れていける可能性があるので、これまでに集めた・育てたポケモンが無意味になるわけでもありません。
全ポケモンが登場しない理由
全ポケモンが登場しない理由については、ソードシールドのプロデューサーを務める増田順一氏が「ニンテンドーE3 TREEHOUSE LIVE E3 2019」で下記のように語っています。
- ニンテンドースイッチになってポケモン1匹ずつの表現が非常に豊かになった
- ポケモンは図鑑番号でいうと800を超えている
- 1匹ずつ大切にクオリティをあげながらバトルバランスも取って限られた開発期間の中で最新作をお届けするために長い間議論を重ねてきた
その結果として、本作ではポケモンホームから連れてこられるポケモンが「ガラル図鑑のみ」に限定されることとなりました。
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