『ポケットモンスター ソード・シールド(ポケモン剣盾)』での「めざめるパワー」廃止の影響を考察します。
めざめるパワーとは
めざめるパワーは、威力60命中率100の特殊技です。タイプはノーマルに分類されていますが、ポケモンの個体値によって任意のタイプとして使用することができます。
ほぼすべてのポケモンが覚えることができるため、バトルで想定する相手の弱点をつく目的で使用されることが多い技です。
覚えているのは「アンノーン」のみであり、それ以外のポケモンにはわざマシンを使って覚えさせます。
本作では、めざめるパワーを習得させる方法はありません。
めざめるパワー廃止の影響
個体値厳選が楽になった
先ほども解説したとおり、めざめるパワーは個体値を調整することでタイプが変わる技です。
めざめるパワーを使用することを想定して個体値厳選する場合、例えば「攻撃の個体値を30」など、中途半端なところで調整する必要がありました。
本作ではめざめるパワーがありませんので、難しいことを考えず最大(場合によっては最小)に厳選すればよくなりました。
育成法の変更が必要になるポケモンも
技のバリエーションが少ないポケモンの場合、相手の弱点をつくためにめざめるパワーを検討するケースもありました。
あるいは特攻のステータスが高いポケモンは、特殊技であるめざめるパワーが重要な選択肢のひとつになっていました。
そうした戦略が取れなくなりますので、これまでの作品に登場したポケモンであっても、違う育成方法を求められるケースがあるでしょう。
※コメントでご指摘いただいた表記を修正いたしました。ご指摘ありがとうございました。
コメント一覧(4)
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王冠あるからむしろ楽
個体値29だと奇数だから意味ないので、30の間違いだと思います…
え?
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