『ポケットモンスターソード/シールド(ポケモン剣盾)』の対人戦で強力なポケモンの1匹カビゴンの「はらだいこ型」「たべのこし型」「チョッキ型」の育成論を掲載しています。
キョダイマックスカビゴンの概要
HP 160 |
攻撃 110 |
防御 65 |
合計 540 |
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特攻 65 |
特防 110 |
素早 30 |
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タイプ相性
4倍 | なし |
2倍 | かくとう |
0.5倍 | なし |
0.25倍 | なし |
無効 | ゴースト |
解説
非常に高い特殊耐久とそこそこの攻撃、強力な積み技によって相手に対応を強要出来るポケモンです。
キョダイマックス時の専用技「キョダイサイセイ」は50%の確率で消費した木の実を再所持出来るので特性「くいしんぼう」と相性が良く、特にはらだいこ後に回復と超火力を両立する動きが強力です。
その他とつげきチョッキを持たせ、特性「あついしぼう」と併せて特殊アタッカーへの安定した繰り出しを行う非キョダイマックス型なども存在します。
積み技を使わない場合でも「リサイクル」「あくび」などの補助技を搦める事で相手にとって無視できない存在となります。
攻撃と防御を上げる「のろい」を採用した型も存在するので、環境や構築にどのような型がマッチするのかを吟味するとより強みを発揮するポケモンです。
キョダイマックスカビゴンの育成例
腹太鼓カビゴン
性格 |
わんぱく |
努力値振り |
H68 A140 B252 D44 S4 |
実数値 |
244-148-128-×-136-51 |
持ち物 |
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特性 |
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技構成 |
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---|---|
からげんきorすてみタックル |
はらだいこ |
ほのおのパンチ |
アイアンヘッドorかわらわり |
与ダメージ計算※A+6で計算
☆120キョダイサイセイ☆
防御側 |
計算結果 |
H4振りドリュウズ |
133.8~158%(確定1発) |
H252振りダイマックスウォッシュロトム |
100.3~118.4%(確定1発) |
HB特化カバルドン |
99.5~117.6%(乱数1発) |
☆ダイバーン☆
防御側 |
計算結果 |
HB特化アーマーガア |
163.9~193.1%(確定1発) |
H4振りドラパルト |
92.6~109.1%(乱数1発) |
B+1H4振りダイマックスドリュウズ |
120.9~142.4%(確定1発) |
B+6HB特化エルフーン |
58.6~69.4%(確定2発) |
☆ダイスチル☆
防御側 |
計算結果 |
H252バンギラス |
107.2~126.5%(確定1発) |
H4ダイマックスドラパルト |
92.6~109.1%(乱数1発) |
被ダメージ計算※ダイマックス状態は最大HP200%
攻撃側 |
計算結果 |
陽気珠ドラパルトの130ダイドラグーン |
52.8~62.2%(確定2発) |
A+2陽気ミミッキュの130ダイフェアリー |
86.4~102.4%(乱数1発) |
陽気ドリュウズの130ダイスチル |
44.2~52%(乱数2発) |
陽気ヒヒダルマのばかぢから |
83.6~98.3%(確定2発) |
臆病トゲキッスのダイジェット |
38.1~45.4%(確定3発) |
C特化眼鏡ウォッシュロトムの10まんボルト |
39.7~47.1%(確定3発) |
解説
はらだいこを積んだ後の非常に高い火力と、「キョダイサイセイ」による粘り強い耐久が持ち味になる構成です。
回復木の実は「1/3回復」なので被ダメージが大きすぎる相手だと積みは安定しませんが、中~低火力の相手や、壁サポート後に積んでダイマックス状態で暴れていく事が出来ます。
はらだいこ後は半減相手でもゴリ押しが可能な火力があるので可能な限りキョダイサイセイでフィラの実を回収していきましょう。
一部のポケモンは後出しによって技を透かされてダイマックスを使用されると厳しい展開もあるので、相手の控えと自分のHP状況に気を付けながらどの技を選択するかが非常に重要になってきます。
メインウエポンは状態異常に強いからげんき、威力が高いが反動があるすてみタックルから好みや環境に応じて選択となっています。
サブウエポンの1つは浮いてる鋼タイプにも有効なほのおのパンチが考えられます。
もう1つはバンギラスを始めとした岩タイプやドラパルトに有効打となる鋼技が考えられますが、それらが極端に少なくなった環境などであればまた別の選択肢も考えられます。
今回は物理特殊ハイブリットな耐久配分にしましたが、こちらも構築で呼びやすい相手・弱い相手によって変えたり、流行によって偏った配分にするのも有用です。
チョッキカビゴン
性格 |
いじっぱり |
努力値振り |
H92 B4 A156 D252 S4 |
実数値 |
247-165-86-×-162-51 |
持ち物 |
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特性 |
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技構成 |
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---|---|
のしかかりorからげんき |
かみなりパンチ/DDラリアット/ じしん/アイアンヘッドなど |
じわれ |
かわらわり |
与ダメージ計算
☆のしかかり☆
防御側 |
計算結果 |
H4トゲキッス |
42.8~50.9%(乱数2発) |
H252振りウォッシュロトム |
40.1~47.7%(確定3発) |
H4振りリザードン |
52.5~62.3%(確定2発) |
☆かわらわり☆
防御側 |
計算結果 |
B252振りラプラス |
35.1~41.9%(確定3発) |
H4振りドリュウズ |
63.4~75.2%(確定2発) |
被ダメージ計算
攻撃側 |
計算結果 |
陽気珠ドラパルトの130ダイドラグーン |
70.8~84.2%(確定2発) |
陽気ドリュウズのダイアース |
59.9~70.8%(確定2発) |
C特化眼鏡ウォッシュロトムのハイドロポンプ |
27.1~31.9%(確定4発) |
C特化ラプラスの雨下130ダイストリーム |
27.9~33.1%(確定4発) |
C+2臆病トゲキッスのダイジェット |
41.7~49.7%(確定3発) |
臆病珠サンパリザードンの130ダイジェット |
38.4~45.7%(確定3発) |
解説
特殊相手には非常に安定した繰り出し性能を誇り、 相手を流した所にダメージを出していくという型です。
高火力となったダイマックスも受け切れるのでとりあえず特殊への退き先を用意したい場合にも有用ですが、反面物理は一致高火力物理を1発耐える程度の耐久しかなく、回復技も無いので注意が必要です。
「じわれ」を採用する事で耐久相手にも圧力をかけやすくなり、相手を流しやすいという性質から試行回数を稼げるので強引に突破出来るケースも発生しやすくなります。
ダイマックス高火力に不安は出てきますが、持ち物を回復木の実にし、「あくび」を採用すると眠り状態によって味方の積みなどをサポートする事も可能になります。
残飯カビゴン
性格 |
しんちょう |
努力値振り |
H156 A84 B12 D252 S4 |
実数値 |
255-141-87-×-178-51 |
持ち物 |
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特性 |
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技構成 |
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---|---|
からげんき |
ヒートスタンプ/かわらわり/DDラリアット/ヒートスタンプなど |
あくび |
まもる |
与ダメージ計算※
☆からげんき☆
防御側 |
計算結果 |
H4振りギャラドス |
33.3~39.1%(乱数3発) |
HB特化ドヒドイデ |
31.8~39.4%(乱数3発)※状態異常時 |
H4振りヒヒダルマ |
41.4~48.6%(確定3発) |
被ダメージ計算
攻撃側 |
計算結果 |
陽気珠ドラパルトの130ダイドラグーン |
83.1~98.4%(確定2発) |
陽気ドリュウズのダイスチル |
69.4~81.5%(確定2発) |
C特化眼鏡ウォッシュロトムのハイドロポンプ |
35.6~42.3%(確定3発) |
控えめトゲキッスのダイジェット |
46.2~54.5%(乱数2発) |
C特化ラプラスの雨下130ダイストリーム |
39.2~46.2%(確定3発) |
臆病眼鏡ドラパルトのりゅうせいぐん |
36.8~43.9%(確定3発) |
解説
「あくび」で相手に交代か眠りかの択を迫り、ダイマックス技のダメージを1/4に出来る「まもる」や、安定した回復量の「たべのこし」で相手特殊アタッカーやダイマックスを受け切る事を目的とした型です。
特殊アタッカー相手であればダイマックス技であってもまもる+素の耐久で受け切れる事がほとんどで、非ダイマックスの特殊アタッカーであればほとんど封殺する事が可能です。
あくび→まもるで安全に相手を眠らせる事が可能ですが、まもるの際に交代が見えやすいのであくび→あくびやあくび→こちらも交代or攻撃と言った択もしっかりと見据えて運用しましょう。
特にあくびの後に相手が「カビゴンに有効打を持つポケモン」に交代した場合、素早さの低いカビゴンはほとんど場に影響を与えられずに倒されてしまう可能性があるので注意が必要です。
相手があくびによる眠り状態を回避しようと「ダイサンダー」「ダイフェアリー」を使用する為にダイマックスを使用すればその後こちらのダイマックスアタッカーが攻防共に動きやすくなるので、地味に見えますが試合を左右する程の仕事が可能な型です。
たべのこしの回復量が相殺されてしまう状態異常に弱く、「のしかかり」では相手に眠りを入れられるはずだった際に麻痺が入ってしまう場合があるのでメインウエポンは「からげんき」としています。
サブウエポンはどれを選んでも等倍以下が取れない相手が出て来てしまうので手持ちや環境と相談して決めましょう。
たべのこしの回復量は最大HPの1/16=約6%なので、その点も意識しながらHP管理を行えるとより安定した運用が出来ます。
また、「ラムのみ」を持っている「ギャラドス」「トゲキッス」などは安易にあくびを使用すると相手に積み技を使用する隙を与える事になります。積み技を発動されても問題ないか、という点を考えながら技の選択を行いましょう。
準伝説の育成論 | ||
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霊獣ランドロス | カプ・レヒレ | サンダー |
ガラルファイヤー | フェローチェ | テッカグヤ |
アーゴヨン | ヒードラン | レジエレキ |
化身ボルトロス | クレセリア | カプ・テテフ |
カプ・コケコ |
育成論メニュー | ||
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コメント一覧(2)
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チョッキカビゴンの実数値AとB逆ですね
残飯カビゴンの右上の技が「ヒートスタンプ/かわらわり/DDラリアット/ヒートスタンプなど」とヒートスタンプが2回出てきてますよw
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