ポケモンGOにも関連のある「Niantic Wayfarer 」というツールがスタートします。
その内容について解説します。
「Niantic Wayfarer 」開始
「Niantic Wayfarer 」とは?
「Niantic Wayfarer 」とは、Nianticのゲームをプレイする上で、世界中の様々な場所のレビューを行い、それをゲーム内のオブジェクトに反映させるためのツールです。
具体的には、美術館、アート作品、歴史的建造物などのPOI(Point of Interest)を確認、編集し、Ingressのポータルや、ポケモンGOのポケストップ、ジムなどとしてNianticのゲームに追加できるものとなっています。
Nianticブログ:
https://nianticlabs.com/blog/niantic-wayfarer/
ポケモンGOでの「Niantic Wayfarer」
ポケモンGOでの働きは、上記の通り美術館、アート作品、歴史的建造物などのPOI(Point of Interest)を確認、編集し、ポケモンGOのポケストップ、ジムなどとして追加できるものとなっています。
「Niantic Wayfarer」が対象となるポケモンGOのトレーナー向けに展開されるのは、今年(2019年)中ということです。
今後の詳細発表に期待しましょう。
10月16日に、「Niantic Wayfarer」のベータ版が数週間のうちに実装されるという発表がありました。
対象となるのは限られたトレーナーのみということです。
後述の前身ポータルリコンと同様であれば、徐々に多くのトレーナーが利用できるように広まっていくと思われます。
なお、ポケモンGOでも現在一部の国でポケストップの申請が可能となっています。
「Niantic Wayfarer」導入後も、該当する国ではこれまで通りポケストップの申請は可能であるということです。
ポータルリコンについて
「Niantic Wayfarer 」の前身とも言える「ポータルリコン(Portal Recon)」とは、Nianticが提供するスマホ位置情報ゲーム「Ingress」の中で、エージェント(ポケモンGOで言うトレーナー)がポータル(ポケモンGOで言うジム)を申請、レビューすることに利用されていたシステムです。
ポータルリコンの利用は、Ingressのレベル最大かつテストの合格者から開始され、全世界のレベル12ユーザー(テストは残存)まで広まるまでに、いくつかの過程を経ています。
ちなみに、Ingressのポータルの申請にはいくつかの基準があったようです。
ポータル候補基準:
https://www.ingress.com/support
(「ポータル」欄の「ポータル候補の基準」をクリック)
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