【USUM】サンダーの育成論!ダブルレートのサポート要員向け【ポケモンウルトラサンムーン】

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攻略大百科編集部

サンダーの概要

平均クラスの耐久、素早さ、そして高めの特攻を持ち、環境にマッチした耐性や通りの良い攻撃範囲を持っています。

それに加えて、使用率上位である複数のポケモンに対して有効打があるので、調整次第で相手に大きな圧力を掛けられるエースアタッカーにも、素早さ操作で試合を有利に運ぶサポート要員にもなるカスタマイズ性の高いポケモンです。

今回は後者の、素早さ操作を主に行うサポート要員としてのサンダーの育成論をご紹介します。

サンダーの技候補

おいかぜ

技の効果

4ターンの間、自分と味方の「すばやさ」を2倍にする

この効果により、本来の対面相性を逆転させたり、相手の「おいかぜ」の効果を実質無効化することができます。

「おいかぜ」を使う前提でパーティを考えた際、他のポケモンは性格補正や努力値を火力、耐久面に回すことができるので構築の幅が広がり、安定感が増します。

サンダーの耐久、耐性、素早さでは「おいかぜ」を使う前に倒されるということがほぼ無く、安定した発動が見込めるので確定です。

10まんボルト

技の効果

10%の確率で相手を「まひ」状態にする

電気タイプのサンダーは、カプ・レヒレミロカロス など、高い耐久を持つ水タイプに対して、パーティ内に打点が無い場合、それだけで試合運びが厳しくなります。

そのため、命中率100%である電気技を採用することによって、相手の高耐久水ポケモンに仕事をさせづらくしたり、選出自体をたまらわせます。

電気技が半減、無効ではない相手に対しても安定した火力が出るのでこちらも確定です。

ねっぷう

技の効果

  • 10%の確率で相手を「やけど」状態にする
  • 相手の「こおり」状態を回復する
  • 複数のポケモンに当たった場合は威力が3/4に下がる

電気技「10まんボルト」では有効打を与えられないモロバレル や、カプ・ブルルナットレイ などの草タイプや鋼タイプの相手に対しての有効打となる技です。

相手2体に同時に攻撃できる範囲技でもあるので、味方の範囲攻撃と合わせて相手の体力を一気に削ったり、相手の交代をケアしたりという面でも優秀です。

ただし、炎タイプの通りが悪い環境、または味方に十分な炎技を使えるポケモンを採用する場合は、候補から外れます。

めざめるパワー (氷)

技の効果

わざを使うポケモンによってタイプが変わる

ランドロス(けしん/れいじゅう)やボーマンダ など、氷技が弱点(ダメージ4倍)のポケモンに対して非常に有効な技です。

「おいかぜ」によって素早さ関係を逆転させることができるサンダーは相手に隙を与えづらく、有利に試合を運ぶことができます。

はねやすめ

技の効果

最大HPの半分のHPを回復するが、そのターンはひこうタイプではなくなる

「おいかぜ」発動中の4ターンを「まもる 」でしのごうとする相手や、火力の低いポケモンとの撃ち合いの際に有効な技です。

相手の「まもる」に「はねやすめ」を合わせることで、ほぼデメリット無くHPを保てるので、2回目の「おいかぜ」を発動することも容易です。

まもる

技の効果

そのターンの相手のわざを受けない。連続で出すと失敗しやすくなる

サンダーの「おいかぜ」を「ねこだまし 」で封じてきたり、またサンダーに攻撃を集中させて「おいかぜ」を発動させる前に倒そうという相手に対して有効な技です。

相手が発動した「トリックルーム 」などの時間稼ぎにも使えます。

サンダーの持ち物候補

デンキZ

「おいかぜ」で上げた素早さからデメリット無しの高火力で相手に圧力をかけられます。サポート枠としての選出機会も高いので、Zクリスタルを他に持たせたいポケモンがいない場合、持ち物は「デンキZ」で確定となります。

マゴの実(混乱実)

技の効果

持たせるとHPが半分以下になった時に自分でHPを回復するが、性格によってはこんらん状態になる

より確実に「おいかぜ」を発動させたい場合や、ほかにZクリスタルを持たせたいポケモンがいる場合に有用な持ち物です。

相手の攻撃を2回以上耐えられることが多くなり、「おいかぜ」を2回発動できる可能性が増えます。

サンダーの調整

性格

おだやか(特防↑、攻撃↓)

H

252

C

34

D

196

S

28

特殊耐久

控えめルンパッパの雨補正ありハイドロポンプZ耐え

素早さライン

おいかぜ状態の時に、すいすい状態性格補正無し252振りルンパッパ+2

火力ライン

  • 10まんボルトZ
  • H252振りカプ・レヒレ 112.9%〜133.3%(確定1発)
  • H252振りミロカロス  100.9%〜119.8%(確定1発)
  • H無振りルンパッパ  80%〜94.8%  (確定2発)
  • H無振りメガゲンガー 95.5%〜113.3%(乱数1発※50%)

雨パーティから想定される単体攻撃を確実に耐えて確実においかぜを発動し、単体ではもちろんパーティ単位で受け身に回らない立ち回りを可能にさせました。

一方で遂行対象である高耐久水ポケモンも落とせるだけの火力を確保し、おいかぜ発動以外の役割もしっかりとこなす調整です。

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