『ポケットモンスター ソード・シールド』(ポケモン剣盾)の追加DLC第二弾「冠の雪原」にて入手可能となったポケモンである「ラグラージ」の対人戦に向けた育成論・調整を紹介しています。
ラグラージの基本情報
タイプ | みず じめん |
---|---|
特性 | HPが1/3以下になると、みずタイプの技の威力が1.5倍になる。 |
しめりけ 隠し特性 お互いの「じばく」「だいばくはつ」が不発になる。「ゆうばく」も効果がなくなる。 |
ラグラージの種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
100 (73位) |
110
(121位) |
90
(210位) |
85
(258位) |
90
(195位) |
60
(418位) |
535
(138位) |
ラグラージのタイプ相性
4倍 | くさ |
2倍 | なし |
0.5倍 | ほのお どく いわ はがね |
0.25倍 | なし |
無効 | でんき |
ラグラージの解説
ラグラージは、HPの高さと弱点タイプの少なさによる耐久の高さに加え、攻撃の高さと技範囲の広さから、アタッカーとしてもサポートとしても強力なポケモンであり、そのことによる型の多さも強さの一つであると言うことができます。
特性は「げきりゅう」と「しめりけ」であり、「げきりゅう」はあらゆる型において強力な効果を発揮できる汎用性のある特性であり、一方の「しめりけ」は対象となる技が少ないものの自主退場技を採用した起点作成ポケモンに対しては非常に強く、どちらの特性も型やパーティに応じて使い分けることで強力な特性と成り得ることができます。
また、今作では「クイックターン」を覚えたことで、対面操作や「きあいのタスキ」を潰しつつ後続に繋げる動きが可能となり、他の起点作成ポケモンとの明確な差別化を図ることが可能となりました。
ラグラージの育成論
ステロあくび型
特性 |
|
---|---|
性格 |
のんき(防御↑素早さ↓) |
努力値 |
HP252 防御196 特防60 |
実数値 |
207-130-148-×-118-66以下 |
持ち物 |
|
技構成 |
・じしん ・あくび |
その他の技候補 |
まもる |
ステロあくび型の解説
「ステルスロック」+「あくび」による起点作成が基本的な役割となりますが、クッションとしてや「クイックターン」による対面操作としての役割も担うことのできる型となっており、特性「げきりゅう」発動時には「クイックターン」や「ダイストリーム」で大ダメージを見込むことも可能です。
技構成は、場に居座れる攻撃技として「じしん」を採用してありますが、この枠を「まもる」にすることでダイマックスポケモンに対してターン稼ぎやオボンのみ発動調整を行うことができる他、「あくび」とのシナジーを得ることができるようになるため、パーティ等に応じて使い分けてあげるといいでしょう。
努力値は、耐久を上げるためにHPには最大まで振り、防御には珠エースバーンの「ダイジェット」をオボンのみ回復込みで2耐え(最高乱数2発を除く)するまで振っており、残りを特防に回してあります。
また、素早さはカバルドンのあくびループを後攻「クイックターン」で抜けやすくするために、無振りカバルドンの下をとれるよう実数値を66以下(個体値を19以下)になるように調整してあげるといいでしょう。
ステロあくび型の運用方法
基本的に初手に出して「ステルスロック」や「あくび」で後続の補助をしていきますが、初手出しを読まれることも多いため、あえて控えに置くといった動きをとることもあります。そうすることで、出し負けを避けたり、相手にダイマックスを使わせやすくすることができます。
また、クッションとしての動きも可能であり、ダイマックスポケモンに対して後投げしてターンを枯らしてから「クイックターン」で後続に繋げたり、「あくび」でいなしていきましょう。
その他、受けループやサイクルパーティに対しても強く、「あくび」と「ステルスロック」を絡めることで、崩しの補助の役割を担うことも可能です。
ステロあくび型の与ダメージ
使用技 |
防御側 |
計算結果 |
---|---|---|
HP防御252振り カバルドン |
23.2~27.9% (確定5発) |
|
HP252振り カバルドン |
30.6~36.2% (乱数3発) |
|
同調整 ラグラージ |
14.9~17.8% (確定7発) |
|
クイックターン -1 |
無振り ランドロス |
32.7~40.0% (乱数3発) |
HP防御252振り ランドロス |
19.3~24.4% (乱数5発) |
|
HP4振り アーゴヨン |
106.0~126.1% (確定1発) |
|
無振り カプ・コケコ |
96.5~115.8% (乱数1発) |
|
HP防御252振り カプ・レヒレ |
23.7~27.6% (確定5発) |
|
HP4振り ミミッキュ (ばけのかわダメ込み) |
57.2~67.1% (確定2発) |
ステロあくび型の被ダメージ
攻撃側 |
使用技 |
計算結果 |
---|---|---|
攻撃252振り エースバーン (いのちのたま) |
52.6~62.3% (確定2発) |
|
攻撃特化 ウオノラゴン |
73.9~86.9% (確定2発) |
|
攻撃252振り ウーラオス |
39.1~47.8% (確定3発) |
|
特攻特化 サンダー (いのちのたま) |
81.6~96.6% (確定2発) |
|
特攻252振り ウツロイド |
88.8~106.2% (乱数1発) |
|
無振り カプ・レヒレ |
25.1~30.4% (確定4発) |
|
無振り ポリゴン2 |
れいとうビーム +1 |
26.0~30.9% (確定4発) |
ステロあくび型と相性のいいポケモン
ポケモン |
型 |
---|---|
ラグラージに対して出てくるポケモンに強く、ラグラージの起点作成によって「つるぎのまい」を積みやすい。 |
|
タイプ相性補完が良く、ラグラージの起点作成によってテッカグヤの「メテオビーム」を打つタイミングが多い。 また、「ステルスロック」を撒いた後にサイクル戦に運びやすくなる。 |
ラグラージの対策
ラグラージの対策方法
4倍弱点であるくさ技や「フリーズドライ」で攻めることでラフラージに仕事をさせずに落とすことができます。また、それ故にくさ技を警戒されることが多いため、くさ技を警戒されにくいポケモンにくさ技を採用することで倒しやすくなります。
他にも、努力値を耐久に振っている型が多く、「ちょうはつ」によって補助技を封じることで、ラグラージを引かせたり、積みの起点にすることができます。
ラグラージ対策のおすすめポケモン
ポケモン |
型 |
---|---|
「ミストフィールド」を展開できることで、ラグラージの「あくび」を防ぎつつ「めいそう」を積むことができ、「ちょうはつ」によって「ステルスロック」を撒かせない立ち回りも可能。 |
|
ちょすいの型 特性「ちょすい」によって「クイックターン」を無効にしつつ、「フリーズドライ」によって4倍弱点を突くことができる。 また、ラグラージが引いた後であれば、「ダイサンダー」によって「あくび」の効果を無効にすることもできる。 |
準伝説の育成論 | ||
---|---|---|
霊獣ランドロス | カプ・レヒレ | サンダー |
ガラルファイヤー | フェローチェ | テッカグヤ |
アーゴヨン | ヒードラン | レジエレキ |
化身ボルトロス | クレセリア | カプ・テテフ |
カプ・コケコ |
育成論メニュー | ||
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ラグラージはグレイシアのフリーズドライで
かる
ラグラージはシャンデラで狩る
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