『ポケットモンスターソード/シールド(ポケモン剣盾)』のシーズン4から解禁されたキョダイマックスポケモンの1匹、キョダイマックスラプラスの対策ポケモンや立ち回りについて掲載しています。
目次
キョダイマックスラプラスの概要
専用技の「キョダイセンリツ」で、物理特殊両方が半減になる「オーロラベール」を貼りつつ攻撃してきます。
ラプラスは素の耐久も高く、特にHPが高いのでダイマックスとの相性も良く、仕事をさせずに落とすのは至難の業です。高火力抜群技を持っているポケモンでも乱数1~確定2発になる場合が多くなっています。
物理特殊両考慮だと覚える技範囲も広く、物理であれば「りゅうのまい」を積む可能性も考えられますが、素の火力自体は低いのが救いです。
持ち物としては壁ターンを伸ばす「ひかりのねんど」や、最速で落とそうと効果抜群の攻撃をしてきた相手に対して強烈なカウンターとなる「じゃくてんほけん」などが多いようです。
先制技や一撃必殺技と言った特殊なサブウエポンも持っているのでしっかりと流行や相手のパーティから型を見極めていきましょう!
キョダイマックスラプラスの対策
ダイマックス前提という事もあって、単体で安定して対策は難しいポケモンなので、対策の為に複数の選択肢をパーティに用意しておきましょう。
また、壁を貼った後に相手が何をしたいのか、というのを見極めていくことで、そちらに焦点を当てた対策も考えられます。
ダイマックスを活かされる前に倒す
ラプラスが選出された場合、特に初手の場合はダイマックスを使用してくる可能性が高いです。そこに大ダメージを取れるポケモンをぶつけてダメージレースで勝ち、結果的にダイマックス差で有利を取っていくという動きです。
以下のようなポケモンで安定したダメージを与えられます。
ポケモン |
ダメージ結果 |
C極眼鏡10まんボルト→ 48.1~56.9%(乱数2発) |
|
A極鉢巻ばかぢから→ 90.2~106.3%(乱数1発) |
|
陽気鉢巻でんげきくちばし→ 91.9~109.7%(乱数1発) ※意地っ張りなら確定1発 |
※ラプラスはH252振りダイマックスで計算
ロトム、ヒヒダルマは交代技を覚えるので初手にも繰り出しやすく、相手が他のポケモンをぶつけてきた場合も対応がしやすい候補です。
パッチラゴン以外は相手からの有効打点も無いのでどのような振り方のラプラスにも対応可能です。
その後の相手の控えに通らない技を撃たされている場合は明確な退き先を用意する、積み技そのものに対する対策をしておくなどで更に対処をしましょう。
オーロラベールを無効化する
ラプラスのダイマックスを凌いだ後、かわらわり
やきりばらい
と言った「オーロラベールを無効にする技」を使用する事で相手の試合展開を阻害していく事が出来ます。
かわらわりは抜群を突きつつ行えますが、弱点保険による火力上昇も視野に入れておきましょう。
その他特性すりぬけであればオーロラベールの影響を無視してダメージを与えていく事が出来ます。
ラプラスを起点にする
キョダイマックスラプラスは両壁を貼っての後続サポート、という意味合いも強いポケモンです。
ラプラス自体が高火力を出してくるわけではないので、ダメージを抑えられるポケモンで積みの起点にする事で一歩リードした試合展開を行えます。
はらだいこorのろいカビゴン
特殊耐久が非常に高く、リサイクルやキョダイサイセイでの回復も行える積みアタッカーです。
ラプラスの火力では特化してもカビゴンに決定的なダメージは与えられません。相手のダイマックス中にこちらが積み切ってしまえばキョダイセンリツ込みでもその後の試合展開が有利なものになっていきます。
カビゴンはかわらわりも覚える為、採用しておくとより万全です。
攻撃側 |
被ダメージ側 |
ダメージ結果 |
C特化ラプラスの130ダイストリーム |
D252カビゴン |
28.5~34.4%(乱数3発) |
A特化カビゴンのA+6かわらわり |
H252キョダイマラプラス |
84.3~99.5%(確定2発) |
めいそうマホイップ
めいそう、とけるなど耐久を上げる技+回復技を持っており、積み切ってしまえば不沈の耐久アタッカーとして運用出来ます。
無効タイプの存在しないフェアリータイプを一致技で使用出来るので、後続がどんなタイプ構成の相手でもゴリ押し出来る可能性があり、全抜きを行えるパターンもあります。
攻撃側 |
被ダメージ側 |
ダメージ結果 |
C特化ラプラスの130ダイストリーム |
H252 D+1マホイップ |
30.4~36.8%(乱数3発) |
無振りマホイップのC+3マジカルシャイン |
H252ラプラス |
53.5~63.7%(確定2発) |
ちょうのまいモスノウ
モスノウは夢特性の「こおりのりんぷん」の効果で特殊技のダメージを半減する事が出来ます。
素の火力が高くないラプラスの前では数回「ちょうのまい」を使用する余裕があるので、大きく上昇した火力でそのまま全抜きも視野に入ってきます。
モスノウは「きりばらい」も使用可能なので、どうしてもオーロラベール状態に不安があればこちらを採用するのも手です。
攻撃側 |
被ダメージ側 |
ダメージ結果 |
C特化ラプラスの130ダイストリーム |
無振りD+1モスノウ |
22.7~27.5%(乱数4発) |
C特化モスノウのC+3むしのさざめき |
H252ラプラス |
90.2~106.7%(乱数1発) |
後続のポケモンを無効化する
キョダイセンリツによるオーロラベール状態を除けばキョダイマックスラプラスはさほど脅威ではないので、キョダイラプラスをやり過ごした後の積み技持ちのポケモンなどを無効化するという方法です。
変化技の「link くろいきり」や特性てんねん
などが候補として挙げられます。
まとめ
- ラプラスそのものを速攻で倒す
- ラプラスを利用する
- オーロラベールを無効化する
- オーロラベール後の積み展開を無効化する
という手段を紹介しました。キョダイラプラスはそのものへの明確な対策、というよりは立ち回りや試合全体を通して「如何に仕事をさせなかった事にするか」というのが重要なポケモンです。
「ラプラスに圧力をかけやすいポケモンを置く」「そもそも氷技が撃ちづらいパーティ構成にする」など構築面で意識してラプラスを遠ざける事も可能です。まずは使いたいポケモンと相談してどういう方針で対策していくのかを固め、その中でどんな手段で戦っていくのかを選択していきましょう。
コメント一覧(4)
記事の間違いやご意見・ご要望はこちらへお願いします。
エレザード耐久は微妙だけどSはあるから、調整次第ではギャラドスとかも見れるのでは
水ロトムにはフリーズドライが刺さるし、マホイップは悠長に積んでたら絶対零度されるような気がするし、カビゴンへのダイストリームのダメージ雨考慮されてない気がします
ラプラスの為にエレザードを入れるとして、
他の相手に対して役割を持てますか。
関連カテゴリ・タグ
通信対戦 対策